研究職
僕は大学4回生で入った研究室のテーマが面白くて、博士課程まで進みました。
研究内容自体は面白かったし、実験で手を動かして物を作るのも楽しかったです。
でも修士課程から博士課程に進学してすぐの時に、博士課程に進んで良かったのか不安になったことを覚えています。
平成15年(2003年)が一番博士課程進学者数が多かったそうで、僕が進学した時期と近いです。
その頃博士号取得者が定職に就けず生活に困っているという情報も聞いていたので、上述の通り将来の事を考えて不安になっていました。
僕の場合、そんなに不安になるくらいなら修士課程修了後に就職すれば良いだけだったのですが、将来の保証もないのにやるからには博士号まで取りたいと思い立って進学しました。
結果的には博士号は取れたし、企業に就職も出来たし不安に思っていたようなことは起きていません。
これまでの人生で不安に思ったことが実際に起こったことはほとんどなかったけど、予想していなかった問題が急に発生することは何度もありました。
そんなもんなんでしょうね。
それにしても今でもポスドク問題は残っているようですが、生活に不安を抱えながら生活しなくてはいけない優秀な研究者がたくさんいる日本の現状は残念に思っています。
もちろん社会の問題だけでなく本人の行動も必要と思いますが、優秀な研究者がすばらしい研究を思いっきりできる環境になればいいなと思います。
(実際には研究できれば生活は最低限生きていけるだけで十分という人もいるかもしれませんが。)
立った!
僕には息子がいます。
少し遅めですが、今日初めて一人で立ち上がりました!
日々成長するのを見ているのは楽しいし、子供は生きがいの一つになっています。
子供ができるまでは日本の将来のことなどあまり考えていなかったけど、今は自分がいなくなった後に子供が生きていく社会は大丈夫かなと考えることもあります。
社会問題とは別に、子供には多すぎず少なすぎず、多少の資産を残してあげたいなと思っているし、大学など受けたいと思う教育は受けさせてあげられる分くらいは資産として持っておかなければと思います。
飲み会。
今日は部署の飲み会でさっき帰ってきたけど、帰ってきたら妻と子供は寝ていました。
そんなに飲み会は多くないと思うけど、家族と一緒に夕食取るほうが楽しいなとつくづく思ったな〜。
会社の人たちとの関係のことを考えると大事なこととは思いながらも、寝てる家族を見ると考えることがありました。
ライフワークバランスとは日本では本当に難しい課題だと思います。
はじめに
30歳の後半になって子供ができて、仕事やこれからの生活のこと考えることが多くなりました。
このままサラリーマンを定年まで続けることは精神衛生状難しいので、サラリーマンを辞めてどうやって生きていくか考えていることなど書いていきたいと思います。