退職した理由

今年まで働いていた会社は一部上場企業で給与、福利厚生など不満は全くありませんでした。評価も悪くなかったため、それなりに早い段階で日本勤務では課長クラスのポジションになり給料は30歳代で1000万を超えていましたし、退職前数年間は海外勤務ということで手当てなどが足されることや家賃補助などあったことから、待遇には文句はなにもなかったです。むしろ私の仕事ぶりでここまでもらっていいのかと感じるくらいでした。

そんな好待遇の職場でしたし人間関係もおおむね良好でしたので、これからの生活のことを考えると辞めるのはもったいないという気持ちもありました。しかしながら、10年以上働き続けてきて組織の中で自分を主張し持っていきたい方向に進むよう社内・社外で調整や交渉を行うことがどうしても楽しいと思うことができず、このまま働いていると最後に後悔するかもしれないと思い退職を決意しました。また管理ではなく現場で手を動かす仕事をやはりやりたいということも大きな理由でした。組織で働くということがどうしてもなじめなかったのは私個人の問題であり、働いていた会社はとても素晴らしい会社でしたので、もしだれかにその会社に就職したいというような相談を受けることがあればお勧めしたいと思っています。

 

今は退職して自営業となり収入は0になっていますが、幸い十分とはいえないまでも蓄えがあるので焦らず自分らしい道を進んでいきたいと思います。